ノイズキャンセリング機能付きヘッドフォンを初めて使用したのは、もう20年前
全国で講演活動をしていた時に、航空機内や列車内での静けさを求めた理由から、
BOSE Noise cancelling Quiet comfort の発表から全てのモデルを使ってきた。
当初は乾電池にライン入力で利用できていたモデルは、やがて、充電式のワイヤレスへと進化し、耳元で操作できるなど、ノイズキャンセリング機能の進化と共に、大きさやデザインも進化した。
唯一の欠点は、
大きさ
であった。
数度の入退院を繰り返す生活の中で、ノイズキャンセリングを睡眠時にも使用したいと言う思いから、SONYの製品なども利用したが、その大きさから、
頭を横にすることができない欠点
締め付け感
はぬぐいきれなかった。
今年夏に、BOSEから、睡眠時使用に特価した製品
SLEEP BUDS
が発表され、入院先の病院へ取り寄せ使ってみたが、この製品は、静かな音楽の流れるいわゆる耳栓であった。
その後、不具合が多発したため、製品の販売サポートを中止して、品物も回収返金となった。
そこにappleから朗報が届いた。
あのAirPodsの新製品が、ノイズキャンセリング機能を搭載したのだ。
即購入予約し、手元に届いたのでレポートをしてみたい。
大きさ:
写真で比較した通り、耳から出ていた足が短くなったが、ケースは横に少し大きくなっている
前モデルは、装着すると、耳から何か飛び出しているような見た目に問題があったが、このモデルは、そこも改善されている、
フィット感:
前モデルの欠点は、耳から外れやすいことだったが、新しいモデルは、耳にフィットする大きさに改善されたことや、耳の部分にゴムなどを使用し、フィット感も見違えるほどよくなっている
知らない間に落ちる危険性もかなり減少するはずだ。
ノイズキャンセリング効果:
結論から言うと、
「いい」
十分である
外の音も多少拾うが、集中したい時、睡眠に使いたい時に必要にして十分である
ノイズキャンセリングを感じた後、前モデルを使ってみたが、これまでには感じられなかった、外の音が耳障りに感じられる。
音楽操作:
前モデルでは、耳の部分のタップであったが、新モデルでは、耳の部分の少し凹んだ部分で操作するようになった。
耳の部分が少し凹んでいるのが写真で分かると思う
ここ部分(.左右どてらでも可能)を
1回クリック:
音楽再生のスタート、ストップ
2回クリック:
次の音楽へ送る機能
となっている。
防水機能:
加えて、防水機能も備わっている
外で使うにも安心が増したのではないだろうか
もう戻れない
ノイズキャンセリングの強い効果だけで比較すると、おそらく
BOSEの700や、35-2、SONYの方が、耳全体を覆うため、より強いノイズキャンセリング効果があるだろう
しかし、
・大きさ
・見た目の改善
・持ち運びやすさ
・防水機能搭載
・装着時に落として紛失する可能性の減少
・必要にして十分なノイズキャンセリング効果
・もちろん、通話もできる
購入する余裕のある人
迷っている人には、間違いなくお勧めしたい
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